アルカリ電解水とは?セスキ炭酸ソーダ・重曹・アルコールとの比較まとめ
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また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
「アルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダ、、どれを選べばいいの?」
「除菌にはアルコールがいいよね?」
「アルカリ電解水の効果や安全性が知りたい」
界面活性剤や化学物質を含まず、人や環境にやさしいナチュラルクリーナーが人気を集めています。
コロナ禍でアルコールが品薄になったとき、アルカリ電解水は除菌・消臭効果があることでメディアに取り上げられましたよね。
この記事ではアルカリ電解水の効果や注意点、メリット・デメリットを解説します。
「セスキ炭酸ソーダ・重曹・アルコール・界面活性剤」と比較しましたので、ぜひご覧ください。
人や環境にやさしく、掃除に適したアルカリ電解水のおすすめ関連商品も紹介します。
アルカリ電解水とは?
アルカリ電解水は「掃除・除菌・消臭」に使え、人や環境にやさしいナチュラルクリーナーです。
水を電気分解して「酸性」と「アルカリ性」に分けた後、アルカリ性の水分を取り出して生成されます。
電気分解を促すため「塩化ナトリウム(塩)」を使っており、一般的に成分は「水」と「塩」のみ。
安全性がとても高く、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
アルカリ電解水はアルカリ性ですので、「酸性」の汚れを強力に分解・洗浄するという特性の持ち主。
アルカリ電解水が効果を発揮する汚れの種類や場所は以下の通りです。
- キッチンの油汚れ(換気扇・コンロ・グリル・壁など)
- 皮脂・汗・手アカ
- 食べこぼし・飲みこぼし
- シンクや排水溝のヌメリ
- タバコのヤニ
- 血液のタンパク汚れ
家庭内のほとんどの汚れが「酸性」、家庭用洗剤と比較してもアルカリ電解水は多くの汚れに対応できます。
人や環境に悪影響がある物質を含まないため、SDGsの観点からみても注目度は高いと言えるでしょう。
アルカリ電解水はpH8.0〜11.0が「弱アルカリ性」、pH11.1〜14.0は「強アルカリ性」と区別され汚れの洗浄力も変化。
pH11.5とpH12.5のアルカリ電解水を比較すると、洗浄力は「10倍」も異なり作業効率は大きく変化すると言えるでしょう。
また、pH12.5以上になると「除菌・消臭効果」も加わり、以下のウイルスや菌を除菌できます◎
ウイルス | 菌 | |
---|---|---|
主な病原体 | ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、風疹ウイルス、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、HIVなど | ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、赤痢菌、結核菌、ボツリヌス菌 |
主な症例 | 感染性胃腸炎、インフルエンザ、かぜ、風疹、肝炎、帯状疱疹、エイズなど | 感染性胃腸炎、大腸菌O157、結核、破傷風、敗血症、外耳炎、中耳炎など |
※黄色ブドウ球種などすべてのウイルスや菌には効果はありません
新型コロナやインフルエンザウイルスを不活性化できるので、生活に大きな安心感が生まれるのは間違いありません。
アルカリ電解水のメリット・デメリット
アルカリ電解水のメリット・デメリットをまとめたので、お持ちの洗剤と比較してみてください。
【メリット】
- 家庭内の多くの場所や汚れに使用できる
- 家庭用洗剤と比較してコスパが良い
- 2度拭きいらずで掃除時間を大幅に短縮
- 肌や環境にやさしい
- ウイルスや菌を除菌できる(pH12.5以上)
- 消臭効果がある(pH12.5以上)
アルカリ電解水にはメリットがこんなにたくさんあります!
赤ちゃんに無害で掃除を簡略化できる、主婦の強い味方と言えるでしょう。
【デメリット】
- 商品によっては手荒れなどを引き起こす
- 時間経過とともに中性に戻る
- 家庭用洗剤と比較して泡立たない
アルカリ電解水の種類によっては、成分に「塩」や「苛性ソーダ」が含まれています。
塩素が加えられた商品は、「金属の腐食」や「肌荒れ」のリスクがあるので注意が必要です。
購入時に成分を確認するとリスク回避ができるのでおすすめです。
また時間経過とともに中性(水)に戻るため、効果・効能があるうちに使い切りましょう。
アルカリ電解水は他のクリーナーと比較して泡立ちません。
ナチュラルなシャンプーやボディソープも泡立ちが少ないですよね。
そのくらい、化学物質を含まない商品は人や環境にやさしいというわけです。
【比較PART①】セスキ炭酸ソーダ・重曹・アルコールとの違いを解説
ここでは「セスキ炭酸ソーダ・重曹・アルコール」との違いを比較します。
【比較①】セスキ炭酸ソーダ
- 重曹と炭酸ナトリウムを組み合わせたもの
- pH値は9.8ほど(弱アルカリ性)
- 重曹と比較して水に溶けやすい
- キッチンなど「油汚れ」に強い
- 消臭機能があり衣類のつけおきが可能
セスキ炭酸ソーダは「キッチンの油汚れにおすすめ!」と言えます。
【比較②】重曹
- 塩化ナトリウム(塩)を電気分解した後、二酸化炭素を加えたもの
- pH値は8.2 ほど(弱アルカリ性)
- 他のクリーナーと比較して水に溶けにくい
- 研磨作用があるのでガスコンロや鍋のコゲ掃除に
- 吸湿・消臭作用がある
- 洗濯洗剤と併用すると汚れが落ちやすくなる
重曹は「ガスコンロや鍋のコゲ掃除や洗濯におすすめ!」と言えます。
【比較③】アルコール
- 主成分はエタノール
- 中性
- 防カビ効果が高い
- 手荒れを引き起こしやすい
- 一部のウイルスは殺菌できず万能とは言えない
アルコールは「防カビや殺菌効果は高いが除菌できる範囲は多くない点に注意する」と言えるでしょう。
それぞれを比較しても効果や使い方が異なるため、評価やランキングをつけるのはナンセンス。
ご自身で対応したい汚れや場所、掃除方法にあわせて選択することが大切です。
【比較PART②】界面活性剤のリスクやアルカリ電解水の選び方とは
この機会に「界面活性剤」の毒性について知っておきましょう。
ぜひアルカリ電解水や他の掃除用品と比較してみてくださいね。
一般的な掃除用品に含まれる「界面活性剤」は、肌の乾燥や手荒れの原因になるのはご存知の通り。
あまり知られていませんが、体に蓄積されると条件次第で「肝臓障害」や「発がん性」に変化します。
手軽に汚れを落とせるとはいえ、このようなリスクは知っておく必要があるでしょう。
また、海洋汚染のリスクを高めることから環境問題の対象にも。
未来の子どもたちや環境のことを考える、この機会に界面活性剤の取り扱いを見直すのも大切です。
アルカリ電解水の選び方3つ
アルカリ電解水を購入する際は以下の3つを意識してみてください。
- pH12.5以上の商品を選ぶ
- 「塩」や「苛性ソーダ」が含まれたアルカリ電解水は避ける
- 効果や効能が長続きする商品を選ぶ
pH12.5以上なら除菌・消臭効果があり、希釈しても使えるのでコストを抑えられます◎
肌が強い方でも成分や有効期限はよく比較して、肌荒れの心配がない商品を選びましょう。
アルカリ電解水で掃除できない場所や注意点は?
アルカリ電解水で掃除できない場所
- 水拭きができないもの
- クリアコーティング素材
- 電気製品の通電部
- 皮革類や木製品
- シルク、真珠、天然石などの装飾品
- 漆器、金箔、銅、アルミ、真鍮
- 自動車の塗装面
アルカリ電解水を無垢材のテーブルやアルミ鍋に使用すると、シミや変色の原因になまでの注意してください。
エアコンや白物家電の汚れも落とせますが、通電部にかかると修理や交換の可能性も。
肌に触れると危険なのはアルカリ性ではなく、苛性ソーダや塩素などの「成分」と「濃度」。
アルカリ電解水は他の製品と比較しても安全で、掃除に適したおすすめのクリーナーです。
【注意点】掃除中はゴム手袋を着用する
アルカリ電解水を使った掃除は、肌への負担を考えゴム手袋を着用してください。
人間の肌は弱酸性ですので敏感肌な方は肌荒れを引き起こす恐れがあります。
特に100均で販売している商品は、手荒れの原因となる「塩素」を含んでいる可能性が高いです。
ちなもに、「塩素」や「苛性ソーダ」を含まないアルカリ電解水は肌荒れや金属の腐食はありません◎
【プロも愛用】「wash-U」は洗剤不要で汚れが落ちるおすすめのクリーナー
「wash-U」は徹底的に安全性にこだわり、洗浄・除菌・消臭に優れたアルカリ電解水クリーナー。
成分は99.83%の純水と0.17%の炭酸カリウムのみ、合成洗剤と比較しても同等かそれ以上の洗浄力を発揮します。
炭酸カリウムとは乾麺などに使われる無刺激・無臭の成分で、赤ちゃんやペットがいる家庭に最適です◎
化学物質を含まないため手荒れや環境負荷がなく、今の時代にマッチした洗浄水と言えるでしょう。
pH12.5の強アルカリ性ですので、新型コロナやO-157などの除菌剤にもおすすめです◎
飲食店やホテルなどプロの現場にも導入されるほど、安心で安全な商品だと言えるでしょう。
さらに、サビの心配もありませんので掃除の用途が一気に広がります!
スプレーしても成分が残らないため2度拭き不要、忙しい毎日でも掃除を簡単に習慣化できます◎
「wash-U」は6ヶ月以上効果を持続できるため、長い間活躍すること間違いナシです。
洗浄力と安心・安全を重視したアルカリ電解水をお探しの方は、ぜひお気軽にお試しください。
商品名 | 「wash-U」スターターセット |
---|---|
セット内容 | スーパーアルカリイオン水2L(1本)/500mlスプレーボトル1本(スプレーボトルのみ) |
価格 | 1,980円(税込) |
送料 | 無料 |
まとめ
今回はアルカリ電解水と「セスキ炭酸ソーダ・重曹・アルコール」を徹底比較しました。
身近な界面活性剤と安全性を比較しても、アルカリ電解水は自然由来のやさしさを感じられます。
アルカリ電解水を購入する際は、以下の要点をぜひ参考にしてください!
- pH12.5以上の商品を選ぶ
- 「塩」や「苛性ソーダ」が含まれたアルカリ電解水は避ける
- 効果や効能が長続きする商品を選ぶ