シンクに使用しても大丈夫?アルカリ電解水によるステンレス掃除の注意点

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シンプルでスタイリッシュな見た目が評判のステンレスのキッチン。
ステンレスはほかの金属よりもサビにくいため、手入れが簡単な点が魅力でしょう。
ただ、ステンレス製のシンクをアルカリ電解水で掃除してもサビが付くことはないのでしょうか。
この記事では、ステンレスとサビの関係を解説し、アルカリ電解水での掃除方法について紹介します。
シンクやキャビネットなどキッチンに多いステンレス
キッチンに取り入れられることが多いステンレスは、水に強くてサビが発生しづらく、掃除がしやすいことから衛生的な金属として知られています。
また、熱や衝撃にも強いのも特徴の1つ。
さらに、ステンレスは100%リサイクル可能な材料でもありますので、環境面からの評価も高いのもポイントでしょう。
キッチンの天板や扉にもステンレスを取り入れたオールステンレスキッチンなども人気で、この50年間で生産量が30倍以上にもなっている注目の素材です。
リーズナブルな価格も特長であり、家庭のキッチンや浴室からレストラン、宇宙開発まで幅広く使われています。
ステンレスもサビる?
キッチンのシンクなどに使われることの多いステンレスは、成分の50%以上が鉄、そのほかの50%以下は鉄以外の合金でできています。
ステン(サビ)、レス(ない)の名の通り、サビにくい素材として知られており、お手入れしやすいのが魅力です。
このステンレスがさびにくい理由には、ステンレスの表面にある「クロム」という薄い金属の保護膜が挙げられます。
万が一このクロムに傷がついても酸素や水があれば再生が可能ですので、表面をいつまでも美しく保つことができるのです。
シンクがサビてしまう原因は4つ

ステンレスのシンクは鉄などのほかの金属と比較するとサビにくいというメリットがあります。
しかし、シンクがまったくサビないとは言い切れません。
シンクがサビてしまう理由は4つありますので紹介していきましょう。
金属の接触によるサビ
ステンレスそのものはサビにくいといえますが、ステンレスの表面に鉄などの金属が付着したままになると、金属のサビがステンレスにも影響を及ぼすことがあります。
これは「もらいサビ」とも呼ばれるものであり、キッチンのシンクなどに空き缶など放置したときなどに起きやすいでしょう。
ステンレス製の風呂にヘアピンやカミソリなどを放置したときにも、もらいサビがつきやすくなります。
汚れや水分によるサビ
ステンレスの表面に汚れや水分が残ってしまうと、その部分に保護膜が形成しづらくなってしまいます。
ステンレスは保護膜によってサビから守られていますので、ステンレスにサビやすい状況が生まれてしまうでしょう。
塩分によるサビ
鉄などと比較すると塩分にも強いステンレスですが、ステンレスの表面に塩分が付着したまま放置してしまうとサビることがあります。
酸やアルカリなどの薬品によるサビ
洗浄剤などに使われる酸やアルカリは、種類によってはステンレスとの相性が悪いことがあるでしょう。
ステンレスと相性の悪い酸性やアルカリ性の洗剤が表面に長時間接触していると、その部分だけ保護膜が形成されにくくなってしまいます。
その結果、ステンレスシンクのサビにつながってしまうため、掃除の際の洗剤選びには注意が必要です。
シンクをキレイに保つコツ

サビにくいといわれているステンレスでも、気を付けないことにはサビが付いてしまいます。
シンクをいつまでもきれいな状態で使用するためにも、これから紹介するコツをおさえておくのがおすすめです。
汚れをすぐに拭き取る
さきほども説明した通り、ステンレスのシンクに塩分が付着するとサビやすくなります。
キッチンで使用することの多いしょう油も塩分が強いため、ステンレスに付着した際にはすぐに拭き取るようにしましょう。
また、酸性やアルカリ性の洗剤でもステンレスと相性が悪い場合にはサビにつながります。
ステンレスのシンクにはできるだけ汚れやゴミ、洗剤を残さないようにしてください。
さらに、水分などもしっかりと拭き取っておきましょう。
クリーニングに塩素系の漂白剤やぬめり取り剤の使用はNG
ステンレスシンクが汚れているからと言って、シンクの掃除に塩素系漂白剤を使用するのはオススメしません。
塩素系のぬめり取り剤も同じであり、万が一使用してしまった場合にはすぐに洗い流すようにします。
ステンレスを傷つけない
ステンレスのシンクを掃除する際、落ちにくいからと金属たわしやクレンザーなどで力いっぱいこすると、傷がつきやすくなるでしょう。
ステンレスを守る保護膜まで傷つけてしまうとサビやすくなってしまうため、掃除はできるだけ優しくするのがポイントです。
もらいサビにも注意を
どれだけ丁寧にシンクを掃除していても、接触しているほかの金属がサビてしまうともらいサビがついてしまいます。
そのため、シンクには金属たわしや空き缶などを放置しないように気を付けてください。
ステンレスの掃除にアルカリ電解水を使っても大丈夫?

掃除の際に相性の悪い酸性やアルカリ性の洗剤を使用するとサビることがあるステンレス。
そんなステンレスシンクの掃除にアルカリ電解水を使っても大丈夫なのか気になる人も多いでしょう。
そこで、ステンレスシンクの掃除とアルカリ電解水について説明します。
アルカリ電解水とは
アルカリ電解水は水を電気分解して作られたアルカリ性の水溶液です。
極めて高いアルカリ性を持つのが特徴で、酸性の汚れに強く、洗剤と同等かそれ以上の汚れ落とし効果が期待できます。
ただし、アルカリ性の汚れは落とせないことからトイレの尿石やお風呂のカビ、水垢落としには向いていません。
しかしながら、主成分が水でできているアルカリ電解水は、環境にも優しいという点からも注目が集められているクリーナーの1つです。
アルカリ電解水の成分に注意を
電解水を使用してステンレスシンクの掃除をしてもサビないかは、アルカリ電解水の種類がポイントです。
アルカリ電解水は水を電気分解して作られた洗浄液ですが、水を電気分解するには電解質を混ぜる必要があります。
この電解質には塩化ナトリウムと炭酸カリウムの2種類があり、塩化ナトリウムを含むアルカリ電解水を使用した場合にはステンレスシンクがサビてしまう可能性があるでしょう。
なぜなら、塩化ナトリウムは電気分解によって水酸化ナトリウムへと変化する性質があり、この水酸化ナトリウムには腐食性があるからです。
ただし、電解質に塩化ナトリウムを使用していてもpH8.0~11.0程度のアルカリ電解水の場合にはステンレスシンクがサビることがありません。
電解質に塩化トリウムを使用したアルカリ電解水のなかでも、pH11.5以上の場合にはステンレスがサビやすくなるため注意が必要です。
電解質に炭酸カリウムを使用しているアルカリ電解水はステンレスシンクをサビさせることがないため、安心して掃除ができます。
万能なアルカリ電解水はwash-U

キッチン掃除に広く使えるクリーナーとして人気のアルカリ電解水ですが、前の段落で説明した通り、電解質の種類やpH値によってはステンレスシンクをサビさせてしまうものがあるでしょう。
そこで、おすすめのアルカリ電解水がスーパーアルカリイオン水のwash-Uです。
ただ、wash-Uであれば、なぜステンレスシンクの掃除に適しているのでしょうか。
wash-Uの魅力を紹介していきましょう。
電解質に炭酸カリウムを使用しているので安心
アルカリ電解水のwash-Uは、電解質に炭酸カリウムを使用していますのでステンレスに吹き付けてもサビる心配がありません。
それだけでなく、アルカリ電解水のwash-Uには防サビ効果も期待できることから、ステンレスシンクをサビから守り、長持ちさせられるといえるでしょう。
汚れ落としクリーナー以上の働きが期待できますので、非常に優秀な掃除アイテムといえます。
99.87%純水を使用
希釈して使用するタイプのアルカリ電解水クリーナーも販売されていますが、希釈に水道水を使用すると金属がサビてしまうことがあります。
これは、水道水には含まれる塩素がサビの原因になるというのが理由です。
その点、アルカリ電解水クリーナーのwash-Uには99.87%の純水使われています。
希釈の必要もありませんので、安心してシンクの掃除ができますね。
除菌も可能
アルカリ電解水のwash-UはpH12.5以上という極めて強いアルカリ性を持つクリーナーです。
一般的な合成洗剤かそれ以上の汚れ落としが可能なアイテムですが、この高いアルカリ性には除菌効果も期待できるでしょう。
キッチンに発生しやすいO-157などの除菌が可能で、アルコールでは除菌ができないとされているナノウイルスやロタウイルスを不活化させることもできます。
掃除をしながら食中毒などの予防もできますので、1本あると非常に便利なクリーナーとして人気です。
安全なアルカリ電解水でステンレスをピカピカに

サビないといわれているステンレスシンクであっても、ステンレスとの相性の悪い洗剤の使用や、傷がつきやすい掃除方法などを選ぶとサビが付くことがあるでしょう。
また、掃除グッズのなかで人気のアルカリ電解水でも、どれを使っても大丈夫とはいいきれません。
アルカリ電解水のなかでも、スーパーアルカリ電解水で作られたwash-Uであれば、サビをつけることなくステンレスの掃除ができるでしょう。
水でできた洗浄液ですが、洗剤と同等かそれ以上の汚れ落としが可能で、キッチンをピカピカに保ちます。
さらに、除菌効果も期待できますので、アルカリ電解水クリーナーのwash-Uでサビのないきれいなステンレスキッチンを目指しましょう。