環境負荷が低減される「wash-U LIMEX製Bottle」の販売スタート。

環境負荷が低減される「wash-U LIMEX製Bottle」の販売スタート。

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すでに、イベントや一部の取り扱い店でも販売がスタートしている、「wash-U」のオリジナルボトル「wash-U LIMEX製Bottle」。

「wash-U LIMEX製Bottle」とはそもそも何なのか?
今回はその秘密にせまっていきたいと思います!

「wash-U LIMEX製Bottle」とは?

そもそも「LIMEX」って何?というところからスタートしましょう。
LIMEXという素材名は、石灰石の英語名「Limestone」と、「無限の可能性」を意味する「X」を掛け合わせたものです。

株式会社TBMさまが開発した、新しい原材料名です。
※LIMEXの原料構成は、50%以上(重量比)が石灰石由来の炭酸カルシウムなどの無機物で、残りは熱可塑性樹脂と各種添加剤です。 これらを均一に混練し、溶融状態の複合体(コンポジット)にします。本来、石灰石は他の素材とは混ざりにくいため、ここにTBMさまの独自の技術があります。

この石灰石由来の炭酸カルシウムを配合した、あたらしい素材「LIMEX」を原料に使った、新しいwash-UのBOTTLE、それが「wash-U LIMEX製Bottle」です。

 

なぜ「LIMEX」?

石灰石は、炭酸カルシウムを主成分とし、世界中に豊富に存在する岩石です。
日本国内でも220の石灰石鉱山が稼働していて、資源に乏しい日本でも自給自足ができる数少ない資源です。そのため価格が安価かつ安定しているのが特徴です。(最近は円安で資源調達費用が高くなっていますね。。)

「LIMEX」なら、水資源の乏しい地域や内陸部でもその国で採れる原料を使って生産出来ます。立地による制約を受けにくく、長距離輸送を必要としないコンパクトなサプライチェーンで地産地消のモデルを、世界中に構築できる、そんな夢のような原料、それが「LIMEX」です。

石灰石は石油由来のプラスチックと比較すると大きなCO2の削減効果があります。もちろん石灰石も燃やすとCO2は発生しますが、プラスチックと比較して約58%のCO2の削減が可能です。とても環境に優しい素材です。

私達「wash-U」と共通するキーワードがたくさんありますね!
私達も石油由来の界面活性剤は全く使用しておらず、アルコールも入っていません。環境負荷がゼロな「洗浄・除菌・消臭」が可能な「wash-U」です。
そして、詰め替えステーションによる「wash-U SPOT」によって、ゴミを削減し、地産地消のビジネスを構築しています。

コンセプトが共通している点も、私達が「LIMEX」にこだわっている点です!

どれくらい「LIMEX」は環境に優しいの?

製造時に使用する資源の量を少なくする「リデュース」の観点からは、石灰石を主原料としているため、プラスチックの使用量の削減に貢献することができます。炭酸カルシウムを60重量%含むLIMEXでポリプロピレンを置き換えると、約33%プラスチックの使用量を削減できます。「リユース」の観点からは、詰め替え用のリターナルボトルとして利用することで、ボトルが破損しない限りはご利用頂けます。「リサイクル」の観点からは、無機物である石灰石を主原料とすることによるLIMEXのリサイクル性能の高さを活かして、使用済のLIMEX製品を回収し、新たな付加価値を加えたプラスチック代替LIMEX製品に生まれ変わらせる「マテリアルリサイクル」がございます。

上記の通り、「LIMEX」を原料としたボトルを利用することで、「リデュース・リユース・リサイクル」の3つの側面で環境に優しい取り組みが可能となります。

 

wash-U×LIMEXの未来

とはいえ、私達もリターナルボトルとしてではございますが、プラスチック製のボトルの販売を行っています。「wash-U LIMEX製Bottle」のスプレー部分は従来のプラスチック製を使用しているなど、まだまだ改善余地はございます。

私達「wash-U」のミッションは以下です。

wash-Uは人にも環境にも優しい水で
洗浄・除菌・消臭の習慣をリ・デザインし
環境・社会課題を解決していくブランドです。

環境・社会課題に向き合いながら、少しずつ改善していきたいと思っています。

LIMEXを提供しているTBMさまは、現在次世代LIMEXの開発を進めているそうです。排ガス由来のCO2からLIMEXを作るとのこと。

「wash-U」を詰め替えで使う事によって石油由来の洗剤を使わない習慣が少しずつ増えて、その「wash-U」を地産地消で詰め替えで購入できる。そのボトルは排ガス由来のCO2から出来ているボトル。そのボトルを使う事で、大気中のCO2の削減できる。そんな夢のようなサイクルが生まれることを実現していきたいと思っています。

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