こんな用途にもおすすめ！アルカリ電解水だからできる掃除や便利な活用法

量販店などの掃除用品コーナーで見かけることが増えた「アルカリ電解水」。

環境に優しい掃除アイテムとして知られていますが、「どんな掃除に向いているのか、どんな使い方をするべきか、よくわからない」という人も多いでしょう。

アルカリ電解水にはたくさんの用途があり、さまざまな場所の掃除に使えます。

この記事ではアルカリ電解水だからできる掃除や、便利な活用方法を紹介しましょう。

アルカリ電解水とは?

アルカリ電解水の用途を知るためには、アルカリ電解水についての知識を深めることが大切です。

まず、アルカリ電解水は、水に電解質を加えたものを電気分解して生成されています。

水には電気分解すると酸性とアルカリ性に分かれる性質があり、このときにアルカリ性に分かれたものを集めたのがアルカリ電解水です。

アルカリ電解水は極めて強いアルカリ性を持つ水溶液であり、そのpH値は11以上といわれています。

この強アルカリ性は家じゅうのさまざまな汚れを落としに効果的です。

アルカリ電解水を使うメリット

極めて高いアルカリ性を持つアルカリ電解水を掃除用クリーナーとして使うと、さまざまな効果が期待できます。

そこで、アルカリ電解水をクリーニングに使うメリットについて説明しましょう。

酸性の汚れを気持ちよく落とす

アルカリ電解水を汚れ落としに使うメリットには酸性の汚れに強いという点が挙げられます。

極めて強いアルカリ性をもつため、酸性の汚れを中和して落とすことが可能です。

酸性の汚れにはキッチンなどの油汚れや手あか、フローリングの皮脂汚れ、食べこぼしなどがあるでしょう。

このような汚れをすっきりと落とす効果が期待できますので、掃除が楽しくなると人気です。

除菌も可能

汚れ落としに効果的なアルカリ電解水ですが、pH値が高いものであれば除菌剤としても使えます。

pH値が12以上のアルカリ電解水は多くの菌を不活化できることが分かっており、インフルエンザウイルスなどの不活化も可能です。

また、一般的な除菌剤として知られているアルコールでは不活化できないノロウイルスも60秒で不活化させられますので、高い除菌効果が期待できるでしょう。

O-157やサルモネラ菌の除菌にも効果的で、キッチンで使用すると食中毒の予防にもつながります。

強いアルカリ性を活かし掃除と除菌が同時にできるのがアルカリ電解水の魅力です。

安全性が高い

アルカリ電解水は成分のほとんどが水であり、洗剤などに含まれることの多い界面活性剤などが入っていません。

掃除をした場所に洗剤成分が残る心配がないことから、赤ちゃんやペットが舐めてしまっても健康被害が出る心配がないでしょう。

食べ物を扱うポイントの掃除にも安心で、幅広い用途で使えます。

2度拭きいらず

洗剤を使って掃除をすると、泡を水で洗い流したり、2度拭きしたりといった手間が必要です。

その点、アルカリ電解水はスプレーして乾いた後に何も残る心配がありません。

洗い流す必要もないことから、丸洗いできない場所への用途も多いといえるでしょう。

もちろん2度拭きもいりませんので、掃除が早く簡単に終わるというのも人気の理由です。

つくる手間がいらない

口に入れても安心で幅広い用途で使える掃除アイテムには重曹水やセスキ水もあります。

これらはアルカリ電解水と並ぶエコな掃除グッズとして人気がありますが、重曹水やセスキ水は粉を水に溶かして作られたものです。

水に溶かす粉の量を調整すると濃度が変えられるといったメリットもあるものの、水に溶かすのが面倒という声も多いでしょう。

その点、アルカリ電解水ははじめから水ですので、粉を溶かす必要がありません。

それでいて、重曹水やセスキ水よりも強いアルカリ性を持ち、強力に汚れを落とすことが可能です。

重曹水やセスキ水よりも用途が多く、1本あればたくさんの汚れに対応できます。

アルカリ電解水の用途

これまでアルカリ電解水にはたくさんの用途があると説明してきましたが、実際にはどんな用途で使われているのでしょうか。

記事のここからは、アルカリ電解水の用途について解説します。

家の中の拭き掃除に

アルカリ電解水の用途として一般的なのが家の中の拭き掃除です。

家の中には食べこぼしや皮脂汚れ、手あかといった酸性の汚れが多くみられますが、それらの汚れにスプレーするだけで簡単に汚れが落ちせるでしょう。

1本あるとキッチンからリビング、寝室、廊下、玄関まで使えますので、非常に便利なアイテムです。

内視鏡消毒

掃除だけでなく、除菌剤の用途も持つアルカリ電解水は内視鏡の消毒にも使われています。

医療現場にはアルカリ電解水の用途が多く、病室の壁や床の掃除に使われることもあるでしょう。

アルカリ電解水を使うと掃除と除菌が同時に完了しますので、幅広い用途で活用できます。

調理器具の洗浄

飲食店などの調理器具の洗浄といった用途でもアルカリ電解水は大活躍しています。

まな板や調理器具を洗浄する際にアルカリ電解水を使うと酸性の汚れが落ちやすく、除菌も同時にできますので食中毒の予防にもつながるでしょう。

強力なアルカリ性で除菌と洗浄ができるアルカリ電解水は、飲食店でもキッチンの掃除やテーブルやいすの除菌などといった幅広い用途で使われています。

換気扇などの汚れ落とし

手軽に取り外して水洗いができない場所の掃除もアルカリ電解水の用途の1つです。

酸性の汚れの代表ともいえる油汚れもアルカリ電解水をスプレーすると気持ちよく落とせます。

よって、丸洗いできない換気扇やレンジフードの掃除に使われることが多いでしょう。

直接スプレーしてさっと拭き取るだけで油汚れが落ちますので、アルカリ電解水を使い始めてから掃除の頻度が上がったという声も多いものです。

こんな用途にも！

アルカリ電解水の用途は除菌だけではありません。

アルカリ電解水の効果を活かした用途はそのほかにもありますので紹介していきましょう。

消臭スプレーとして

強いアルカリ性で除菌効果も期待できるアルカリ電解水には消臭スプレーとしての用途もあります。

なぜなら、ニオイの原因が菌であることは多く、ニオイを生み出す菌を取り除くことでニオイをもとから抑えられるからです。

二オイのもとに吹き付けるだけで気になるニオイが消せますので、空になったゴミ箱へのスプレーといった用途もあります。

ゴミ箱にスプレーをすると、嫌なニオイを消すだけでなく、防臭にも効果が期待できます。

たばこのヤニを取る

壁や床についたたばこのヤニを落とすのもアルカリ電解水の用途の1つです。

たばこのヤニが気になる部分にスプレーをすると、ヤニがどろどろと溶け出します。

溶け出たヤニを拭き取るだけできれいな壁や床に戻りますので、気持ちまでスッキリしますね。

アルカリ性電解水を使用する際に気を付けること

たくさんの用途があり、使い勝手のよいアルカリ電解水ですが、使用時には注意すべき点もあります。

そこで、アルカリ電解水を使うときの注意点をまとめてみました。

ゴム手袋の着用がおすすめ

極めて強いアルカリ性をもつアルカリ電解水のなかには、素手で触ると皮膚のたんぱく質と反応して肌荒れを起こしてしまうものがあります。

そのため、アルカリ電解水を使用する際にはゴム手袋を着用するのがおすすめです。

目に入らないよう注意

アルカリ電解水は水を主成分としており、幅広い用途に安心して使える除菌・洗浄剤です。

ただ、すべてのアルカリ電解水が口に入っても安全とは言い切れないため注意が必要でしょう。

アルカリ電解水のなかには、非常に強いアルカリ性を持ち、目や口の粘膜に触れると危険とされているものがあるのです。

よって、アルカリ電解水を使う場合にはゴーグルなどを使用し、目に入らないように注意するのがよいでしょう。

アルカリ電解水が使えないものもある

用途の多いアルカリ電解水ですが、アルカリ電解水が使えないものもあります。

アルカリ電解水は酸性の汚れには強いものの、アルカリ性の汚れを落とすことはできません。

また、革製品など、水でぬらすとシミになる素材にも使わないのがおすすめです。

そのほか、アルカリ電解水のなかには貴金属やアルミの洗浄といった用途で使用すると、素材を劣化させるタイプもありますので注意が必要でしょう。

さらに、コーティングをしてある家電や家具はコーティングを溶かしてしまう可能性がありますので、使わないようにしてください。

使い勝手が良いwash-U

アルカリ電解水にはたくさんの種類がありますが、幅広い用途で安心して使えるのがwash-Uのアイテムです。

wash-Uのアイテムであれば酸性の汚れに強く、高い除菌効果も期待できるでしょう。

また、安心の成分でできていますので、赤ちゃんやペットのいる家庭でも使えます。

さらに、貴金属やアルミに触れても劣化する心配がありません。

幅広い用途で家じゅうをピカピカに

この記事ではアルカリ電解水の用途について説明してきましたが、アルカリ電解水はたくさんの用途で使える万納な掃除アイテムです。

掃除だけでなく、除菌や消臭と、1本あればたくさんの用途に対応できるといった特徴がありますので、持っておきたいアイテムの1つでしょう。

なかでもwash-Uであれば安心して使えます。

幅広い用途で使えるアルカリ電解水の導入を検討しているのであればwash-Uがおすすめです。