強アルカリ性は使い方に注意を！アルカリ電解水が使えないものはコレ

強いアルカリ性の水溶液であるアルカリ電解水には、使えないものがあることを知っていますか。

知らずに使うと大切なものを痛めてしまう可能性がありますので、アルカリ電解水を使う前に「使えないもの」を知っておくのを強くオススメします。

そこで、アルカリ電解水について解説し、使えないものについても紹介していきましょう。

アルカリ電解水の特徴

汚れ落としに効果的でエコな掃除グッズとして知られるアルカリ電解水。

しかし、いくつかの素材に直接使用すると、素材を痛める可能性があるため使い方には注意が必要です。

どの素材が使えないものかを知るには、アルカリ電解水の特徴を学んでおくことが大切でしょう。

そこで、アルカリ電解水の特徴について説明していきます。

水を電気分解した強アルカリ性の液体

アルカリ電解水は、アルカリの性質を持った水溶液です。

水には電気を流すと酸性とアルカリ性に分かれる性質があり、このときにアルカリ性に分かれた部分だけを集めたものをアルカリ電解水と呼んでいます。

成分のほとんどが水ですので環境にも優しいのが魅力でしょう。

酸性の汚れを中和して落とす

アルカリ電解水には一般的な洗剤に含まれることの多い界面活性剤などが入っていません。

それでも、強力な汚れが落とせる理由には、強アルカリ性の液体であることが挙げられるでしょう。

一般的な汚れとして知られる油汚れや手垢、皮脂、炭水化物などは酸性であり、アルカリ性の物質と混ざることで中和反応が起こります。

この中和反応を活かして汚れを落とすため、界面活性剤を使う必要がないのです。

アルカリ電解水を使うメリット

汚れ落としに洗剤ではなくアルカリ電解水を使用するメリットにはその安全性の高さが挙げられます。

成分のほとんどが水でできているため、万が一舐めてしまっても問題がなく、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使えるでしょう。

また、重曹などのようにスプレーした部分が白く残ることがありません。

二度拭きの手間が省け、掃除にかかる時間も短縮できますね。

さらに、アルカリ電解水には高い除菌効果もあるため、キッチン周りや飲食店、病院などでも広く使われています。

アルカリ電解水のデメリット

市販されているアルカリ電解水のpHは11～12.5程度と非常に高く、商品によっては素手でさわると肌荒れを起こす可能性があるでしょう。

また、目や口などの粘膜にふれると炎症を起こす恐れもあります。

よって、使用時には取り扱いの注意点をよく読み、必要な場合にはゴム手袋やゴーグル、マスクなどを装着しましょう。

また、エアコンのクリーニングには使えても、カビを取り除くことはできません。

酸性の汚れには高い効果を発揮するものの、アルカリ性の汚れは落とせないのです。

キッチンの水垢やトイレの尿石などもアルカリ性で、アルカリ電解水では落とせないため、注意してください。

アルカリ電解水が使えないもの

水を主成分としたエコで万能な掃除グッズとして知られるアルカリ電解水。

しかし、強いアルカリ性が理由となりクリーナーとして使えないものがあります。

知らずにアルカリ電解水スプレーしてしまうと大切なものを痛めてしまう可能性があるため使い方には注意が必要です。

記事のここからはアルカリ電解水の使い方とアルカリ電解水が使えないものを紹介していきましょう。

貴金属

アルカリ電解水が使えないものの代表として知られているのが貴金属です。

高価なジュエリーや時計などのなかには、金やプラチナなどの金属やアルミニウム、真鍮でできているものがあります。

これらの素材はアルカリ性に反応しやすい性質があり、サビたり黒ずんだりしてしまう恐れがあるため注意するのがよいでしょう。

革製品など水が使えないもの

アルカリ電解水はアルカリ性の強い水溶液ですので、水洗いができない素材に使用すると、シミになる可能性があります。

革製品や木材、漆塗りなども使えないものですので、アルカリ電解水がかからないように注意してください。

表面がコーティングされているもの

アルカリ電解水の強いアルカリ性は、ニスやワックスなどのコーティング剤を使ったアイテムに使用すると、汚れだけでなくコーティングをはがしてしまうことがあるでしょう。

そのため、表面がコーティングされているアイテムもアルカリ電解水が使えないものといえます。

ニスやワックスだけでなく、ガラスコーティングされている自動車の塗装部分もアルカリ電解水が使えないものです。

車の窓ガラスなど、コーティングが施してあるタイプも使えないもののため、注意しましょう。

そのほか、テレビやパソコンなどの液晶画面にもコーティングが施してあるものがほとんどですので、アルカリ電解水が使えないものと理解し、汚れていても使わないようにしてください。

どこの掃除に使用するのがおすすめ？

アルカリ電解水が使えないものを紹介しましたが、アルカリ電解水はどの汚れやどこの掃除におすすめなのでしょうか。

ここからは、アルカリ電解水での掃除に最適な場所を紹介します。

キッチン

油汚れが付きやすいキッチンの掃除にはアルカリ電解水がぴったりです。

調理中に飛び散った油や吹きこぼれなどの汚れが簡単にキレイになると高く評価されています。

また、電子レンジや冷蔵庫内の汚れもスプレーするだけで簡単に落とせますよ。

さらに、アルカリ電解水には除菌効果もあるため、掃除と同時に除菌ができ、食中毒の予防にも高い効果が期待できるでしょう。

窓掃除

砂ぼこりや排気ガス、花粉などの汚れが付きやすい窓ガラスの掃除にはアルカリ電解水がぴったりです。

窓ガラスの掃除は手間だと感じる人が多くみられますが、アルカリ電解水であればシュッとひと吹きするだけで汚れをするっと取り除けますよ。

また、窓ガラスの内側につきやすい手垢などの汚れもアルカリ電解水であれば簡単に落とせます。

赤ちゃんグッズやペット用品

口に入れても安心のアルカリ電解水は、赤ちゃんのおもちゃやペット用品の掃除にも使えます。

掃除と同時に除菌もできることから、ウイルス対策にもなりますね。

丸洗いしづらいチャイルドシートもシュッとひと吹きするだけで汚れが取れますので、いつでも清潔に保てます。

ぜひおすすめしたいアイテム、スーパーアルカリイオン水wash-U(ウォッシュユー)

アルカリ電解水の人気が広がり、たくさんのメーカーからさまざまな種類が販売されています。

しかし、どれも同じではありません。

作り方や電解質として使用している物質によっては、思うような効果が期待できないこともあるのです。

そのため、アルカリ電解水選びも非常に重要だといえるでしょう。

そこでおすすめなのがwash-Uのアルカリ電解水です。

ここからは、アルカリ電解水にwash-Uをおすすめする理由を紹介しましょう。

環境に優しいアルカリ電解水

アルカリ電解水のwash-Uは、純水をベースに自然界に存在する炭酸カリウムを電解水として使用したものです。

独自の電解技術によってpH値を12.5以上にまで引き上げたスーパーアルカリイオン水であり、界面活性剤や化学物質を使ずとも汚れがキレイに落とせるでしょう。

よって環境にいい掃除アイテムとして知られています。

高いアルカリ性でも安心の成分

wash-U の持つpH12.5以上という強アルカリ性は普通の水の10万倍ものアルカリ性を示します。

しかし、wash-Uと同程度のアルカリ性を持つ苛酸ソーダのような危険性はありません。

wash-Uは特許技術によって作られた特殊なイオン水であり、苛酸ソーダに含まれる塩素などは含まれていないのです。

使い方も簡単で、化学火傷や皮膚刺激を起こす心配もないため、赤ちゃんやペットのいる環境での使用にも適しています。

高い洗浄成分

pH12.5以上のwash-Uは極めて高いアルカリ性によって汚れを中和分化して落とすのが特徴です。

よって、pH11～12程度の一般的なアルカリ電解水よりも高い洗浄成分を持っているといえるでしょう。

サビにくいから使える場所が多い

塩化ナトリウムを使ってアルカリ電解水を作ると腐食の原因となる塩素イオンが発生します。

そのため、アルカリ電解水を金属に使用するとサビが発生する恐れがあるでしょう。

その点、wash-Uの電解質には炭酸カリウムが使われていますので、金属をサビつかせることがありません。

さらに、金属に不動態膜を形成することから、スプレーして数日から数週間にわたり、防錆効果も期待できるようになるのです。

ウイルス対策に効果的

アルカリ電解水のwash-Uは新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）にも効果があり、ウイルスの99.99％を不活化できるという実験結果が出ています。

除菌スプレーとして使用することでウイルス感染の被害も防げますので、健康的な生活が維持できるでしょう。

さらに、アルコールでは除菌できないノロウイルスやロタウイルスなどのノンエンベロープウイルスの不活化も可能で、多くの菌から家族や大切な人を守れます。

長期保存が可能

アルカリ電解水は酸性と中和することで水に戻る性質があります。

また、非常に不安定な物質であり時間の経過とともに中性に戻るため、長期保存が難しいとされています。

しかし、wash-Uであればスプレーボトルの状態で6カ月以上もの効果が持続できるのです。

使い切れずに捨てるという無駄も避けられる点もメリットですね。

使えないものを知って上手にアルカリ電解水を楽しもう

アルカリ電解水は、その強いアルカリ性によって素材を痛めてしまう恐れがあり、使えないものがあります。

そのため、使用前にはアルカリ電解水が使えないものではないことを確かめておくのが良いでしょう。

ただ、アルカリ電解水のwash-Uであれば、金属に使用してもサビがつく心配がないため、使えないものが少なくなります。

さらに、掃除に使用すると一般的なアルカリ電解水よりも汚れが落とせるでしょう。

人体にも安心して使えますので、アルカリ電解水を探しているのであればwash-Uをおすすめします。